2014年8月22日金曜日

瞑想にツッコミ 2


ヴィパッサナー瞑想の大きな特徴、
①「“今ここ”に意識をまとめる」
②「身体感覚に注目する」
のうち、②の必要性の説明が不十分であることが問題である。
これがモヤモヤを生む。


「雑念から距離をおけるから良い」
「雑念の起こりを察知できるので良い」
というのは①の必要性を説くだけのもので、「余計なことを考えない」ことの効用を述べただけにとどまっている。
これだけでは
「雑念から距離を置いて美しい風景などをイメージしてはダメなのか」と思うし、
「雑念の起こりの察してやめるのは、単なる気合い勝負ではないか」という不信感も生じてしまう。


なぜ②の身体感覚への注目が必要なのか、それは

心は“身体感覚”によって成形・固定されており、
したがって心の歪みも“身体感覚”の操作で修正する

という原則があるからだ。


もう少し続く


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